算数が伸びない理由
算数の成績が伸びない中学受験生は多い。
算数の成績が伸びないと言っても、いろいろある。
学習の段階それぞれに、つまずきやすい箇所がある。
また、受験のテクニックとして、身につけて欲しい技術が、身についていない生徒も多い。
中学受験の本番が迫ってきているのに、計算で手間取るようだと、合格は危うい。
なにせ算数ができないと、入れる中学が限られてしまうし。
計算力の難所
まず第一段階として、計算力が無い。
掛け算や割り算の計算間違えが多い。
カッコが付いた計算の計算手順を間違える。
分数や小数の計算ができない。
□(しかく)やX(エックス)が入った計算式が出来ない。
などと言ったことが挙げられる。
計算スピードの難所
次に、計算が遅いというのも問題だ。
まず計算の一つ一つが遅い。
引き算が、指折りでないと出来ない子供も多い。
また計算は遅くないが、計算の工夫ができないのも大問題だ。
たとえば3.14の掛け算と足し算が混ざっている場合、3.14が合計いくつあるかを計算せずに、頭からがしがしと掛け算をして、時間を浪費してしまう生徒も多い。
中学受験を考える時、工夫が出来ないと計算で時間を食ってしまって、他の問題を解く時間が足りなくなったりする子供も多い。
様々な抽象概念が分からない
他にも、面積や体積の概念が分からない。
面積の単位と体積の単位の区別が付いていない。
比や比例が分からない。
速さや濃さが分からない。
ダイヤグラムがよく分からない。
挙げていけば、キリが無いほど、色んなところでつまずく。
ということで、このサイトでは、小学校や中学校の算数・数学の、つまずきやすい箇所を色々紹介していくことにする。
参考になれば幸いです。