学資保険と教育ローン記事一覧

学資保険というモノがある。学資保険とは、簡単に言うと、子供の大学進学などに備えて、学資を確保するための保険だ。別の言葉で言うと「学資の積み立て」で、それにちょっと保険の要素が加わるってことだ。学資保険=(積み立て貯蓄)+(万が一の時の保険)ということなので、払い込んだ保険金より、受け取る給付金の方が少ない場合もある。受け取る給付金÷払い込んだ保険金で計算する「返戻率(へんれいりつ)」で言うと、90...

アフラックの夢みるこどもの学資保険は、人気の学資保険の一つだ。アフラックとは、アメリカ資本のアメリカンファミリー生命保険会社で、テレビCMもバンバン流れている会社だ。ガン保険ではパイオニア的保険会社で、日本とアメリカでのみ保険を販売している。日本進出は1974年(昭和49年)で、保険外交員を置かず、企業や労働組合・共済組合などでの販売で実績を残した。ガン保険のように、特定の病気のための保険は、最近...

学資保険「はじめのかんぽ」は、郵便局の保険「かんぽ生命」の学資保険だ。かんぽ生命は、郵政民営化の際に、郵便局が扱っていた簡易保険事業を引き継いだ組織で、医療保険や養老保険などを扱っている。最近テレビでよくCMが流れているのは、終身医療保障型保険で、「新ながいきくん」というやつだ。 そのほかにも養老保険として、新フリープラン(普通養老保険)新フリープラン 2倍・5倍・10倍保障型(特別養老保険)新一...

子供の学資を準備するには、学資保険の他に教育ローンという方法もある。教育ローンというのは簡単に言うと、子供の就学を前提とした貸し付けで、子供が大学進学することになってから、学資を調達したいときに役に立つ。学資保険は、なんだかんだ言っても、子供の年齢や契約者の年齢などで、加入するタイミングを失いやすい。郵便局の「はじめのかんぽ」なら、子供が12歳まで、親が65歳まで加入できるが、他の保険会社では、子...

国の教育ローンとは、公的な教育ローンだ。公的な教育ローンは、昔は色々あったのだが、今は政策金融公庫の提供する、「教育一般貸付」しかないのが現状だ。教育ローンには、様々な銀行や金融機関、農協や労金などの協同組合や共済など、様々な提供組織があるわけだが、比較対象とされるのが、この国の教育ローンだ。まず、教育ローンを申請できる学校の定義は、政策金融公庫の教育一般貸し付けが、一般の金融機関でも、そのまま使...

三井住友銀行の教育ローンは、有担保型のある教育ローンだ。教育ローンの多くは、無担保ローンで、根本的には「消費者金融」と変わらない。銀行で教育ローンを借りるとき、信販会社(カード会社)の審査があるのは、担保がない貸し付けであるからで、それ故、借りることができる金額が少ない。これでは、高額な学費が必要な大学や学部の学費はまかなえない。たとえば私立大学の医学部の学費は、6年間で約3,300万円が平均額な...

学校提携ローンというのがある。学校提携ローンというのは、入学金や学費などの学校納入金を、信販会社(カード会社)が建て替えて納入してくれるサービスだ。大学や専門学校の初年度納入金は、文系学部でも120万円以上になるのだが、それを一括で支払うのは大変だ。これを100回分割とか150回分割にして支払うのが、学校提携ローンだと考えれば良い。学校提携ローンは、一般の教育ローンとは異なり、学校に納入する費用し...