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修正力
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計算ミスが少ない子供は、計算ミスをしない子供ではない。
ミスはするが、計算ミスに気づいて、それを修正できる子供だ。
出来る子供は、高得点を狙っているので、計算ミスごときで点数を落とすわけにはいかない。
そのため、計算ミスを早めに見つけ、修正する技を磨いている。
また、分母が異なる分数の足し算も、右に書いていくと間違えやすい。
というのも、通分を間違えやすいからだ。
分数を通分して、その計算結果を右に書く場合、元の分数と比べるのが難しくなる。
通分の途中で、分母と分子を何倍にしたのか分からなくなることも多いし、左から右に式を写す際に、いつの間にか分数が一個足りなくなっているようなこともある。
通分した分数を、最初の式の真下に書くようにすれば、1対1になるし、上の分数を見ながら通分できるので、間違えが減るのも当然だろう。
縦のラインとヨコのラインを意識する
算数や理科は、方眼ノートを使う方が良い。
方眼ノートとは、5mm幅とか8mm幅のタテヨコの線が入ったノートだ。
方眼ノートを使うと、タテヨコを意識しやすくなるので、計算式を書くのに適している。
方眼ノートは、100円ショップなどでも売っているし、漢字練習にも使えるので、何冊か常備しておくと良い。
で、計算は上に書いたように、=を下に書いて、下の段を使って解いていく。
また公式を使うような計算の場合は、一番上に公式を書きだして、その下に数字を書いていく。