年齢算は、年齢に関する問題だ。倍数算タイプの問題が多い。最初に今の年齢が与えられる問題もあるし、年齢差だけが与えられる問題もある。年齢算 例題1A君とお父さんの年齢は、24歳の差があります。今、A君のお父さんの年齢は、ちょうどA君の倍です。【問1】A君は今、何歳ですか。【問2】お父さんの年齢が、ちょうどA君の2倍になるのは、何年後ですか。
分配算とは、モノやお金をいくつかに分ける問題だ。分配算には3つのタイプの問題形式があって、別の名前が付いていることも多い。和差算 … 合計と差が与えられて分けるタイプ倍数算 … 2倍とか3倍といったヒントが与えられているタイプ相当算 … 小数や分数で割合が与えられているタイプ
植木算とは、決められた場所に木を植えるタイプの問題だ。問題のタイプとしては直線状に木を植える問題円周状に木を植える問題より複雑な植え方をする問題に分かれる。植木算を解く際に重要なのは、「問題を、図示できること」だ。問題の状況を図示できなければ、植木算の公式など覚えても役には立たない。算数が苦手な子供に、たくさん公式を覚えさせると、混乱して結局出来ないままになることが殆どだ。中学受験の算数では、問題...
植木算は、中学受験の算数では、比較的易しいタイプの問題だ。というのも問題を図示して考えれば、答えに辿り着きやすいし、あまり複雑な問題も作りにくい。計算も割り算までの四則演算だけで間に合う。中学受験のテキストでも最初の方に乗っていて、小学四年生のカリキュラムに入れている学習塾も多い。問題は、設問を「図示して考えられるかどうか」だけだ。ところがこの「図示して考える」というのが、小学生には難しいんだよね...