かんぽ生命「はじめのかんぽ」とは?
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学資保険「はじめのかんぽ」は、郵便局の保険「かんぽ生命」の学資保険だ。
かんぽ生命は、郵政民営化の際に、郵便局が扱っていた簡易保険事業を引き継いだ組織で、医療保険や養老保険などを扱っている。
最近テレビでよくCMが流れているのは、終身医療保障型保険で、「新ながいきくん」というやつだ。
そのほかにも養老保険として、
- 新フリープラン(普通養老保険)
- 新フリープラン 2倍・5倍・10倍保障型(特別養老保険)
- 新一病壮健プラン(糖尿病や高血圧症などの慢性疾患を持つ人向け)
定期医療保険型としては「新普通定期保険」があり、年金保険としては
- 新定期年金保険
- 新逓増型終身年金保険
- 新定額型終身年金保険
それぞれの保険には、無配当疾病傷害入院特約「その日から」と言う特約がつけられる。
かんぽ生命「はじめのかんぽ」の概要とデメリット
かんぽ生命「はじめのかんぽ」は、郵便局で扱っている学資保険だ。
支払いプランは3種類あり、
- 大学入学前に一括払い、
- 大学生時に4回分割払い、
- 小中高進学時に祝い金払い
最後の進学時に祝い金が払われる保険は、3歳以下の子供しか対象にならないが、18歳満期のプランは12歳までの子供が対象だ。
契約者の年齢制限も、満65歳までと、かなり高齢まで受け付けてくれるのが特長だね。
かんぽ生命「はじめのかんぽ」のメリット・デメリット
「はじめのかんぽ」のメリットとしては、契約者が死亡した場合、そのあとの保険料払い込み無しで学資が受け取れることだ。
他の学資保険の場合、契約者の死亡・重度障害のリスクを考えて、こういう保険料払い込み免除特則をつけられるのは、満40歳から満50歳までという年齢制限がある。
しかし、かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」の場合は、満65歳まで、この払い込み免除特則が適用されるのでありがたい。
高齢の親でも加入できるところは、他とは違う大きなメリットだろう。
ただし高齢で契約する場合は、返戻率(へんれいりつ)が90%前半くらいになり、300万円の満額学資に対して、330万円くらい支払うことになるのがデメリットだが。