12月の受験勉強 マンネリ化しないように復習をする

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受験直前の12月の受験勉強では、「穴を見つけて、埋める」ことと、「タンパク質を摂る」と言うことが重要になる。

 

受験本番まであと1ヶ月ちょっとという時期になってから、新しいことを始めても間に合わないことが多い。

 

高校受験だとか大学受験の場合は、本人のやる気さえあれば、6週間もあれば新しいことも詰め込めるのだけれど、小学生の場合は、中々難しい。

 

やれることと言えば、今までやってきたことの復習で、できなかったところを埋める作業くらいしかない。

 

ただし、今まで使ってきた問題集を、もう一度やり直す場合、マンネリになってしまっている場合もあるため、別の問題集を一冊だけ用意した方が良い。

 

というのも一度やったことがあるような問題集では、慣れが生じて頭が活発に働かない可能性があるのだ。

 

人間の頭というのは、新しいことに出くわすと活発に働くけれど、同じ事を繰り返すと怠ける性質があるため、別の形で復習する方が良いだろう。

 

同じように見える漢字や語彙問題集でも、出版社が違えば配列も違うし、出題形式も違うので、頭を動かすのには良いはずだ。

 

過去問なども、1~2週間ごとに別の中学の過去問をやるというように、常にちょっと違うもので頭を活性化しないといけない。

 

同じくらいの学力レベル・偏差値レベルの中学校でも、入試の出題形式や難易度レベルはかなり違うので、違う中学の過去問をやると良い刺激になるはずだ。
またこれによって、生徒と中学の出題形式の相性も分かるから、なにかと重宝する。


冬はタンパク質不足になりやすい

受験本番の1月2月は、一年で最も寒い時期に当たるため、その中でより良いコンディションを保つことが重要だ。

 

そのためには、食事で肉や卵と野菜をしっかり摂ることが重要になる。

 

というのも冬は風邪引きやすいし、インフルエンザにもかかりやすい。

 

風邪やインフルエンザは感染症と呼ばれるが、感染症対策はなんと言ってもタンパク質とビタミン・ミネラルだ。

 

タンパク質は、ウイルスをやっつける「免疫グロブリン」の材料で、風邪やインフルエンザにかかると大量に必要になる。

 

ビタミンAやビタミンCなども、感染によって傷んだ身体の修復に役立つ。

 

しかし風邪やインフルエンザにかかってから、慌ててタンパク質を取っても遅い。

 

なぜなら風邪やインフルエンザにかかると、食欲が落ちたりするからだ。

 

またタンパク質が必要だからと言って、急に吸収力が何倍にもなるわけではない。

 

大人の場合はこういうとき、身体の筋肉を潰して免疫の材料にするのだが、子供や年配者の場合は、身体につけている筋肉量が少ないため、材料不足になる。

 

その結果、1週間も寝込むことになり、病み上がり期間も長くなる。

 

これを防ぐには、とにかくタンパク質が不足しないように、肉や卵を普段から多く摂るように心がける必要がある。

 

また風邪のひき始めには、まだ食欲があるし、場合によっては猛烈な食欲が起こることもある。

 

猛烈に腹が減って、普段の2倍以上の量を食べた後、熱が出たり寒気が始まったりすることもある。

 

この時点でしっかりとタンパク質が取れておれば、風邪やインフルエンザも症状が軽くてすむ。

 

中学受験を目前に控えていると、ストレスや運動不足でタンパク質不足になりやすいため、これは本当に注意が必要だ。

 

受験を目前に控えて1週間も潰れたら、さすがに準備不足になる。

 

それが受験本番直前だったら、なおさらだ。

 

こういうところでも、家庭力で大きな差ができる



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