私立の医学部の学費は6年間で3,000万円以上

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三井住友銀行の教育ローンは、有担保型のある教育ローンだ。

 

教育ローンの多くは、無担保ローンで、根本的には「消費者金融」と変わらない。

 

銀行で教育ローンを借りるとき、信販会社(カード会社)の審査があるのは、担保がない貸し付けであるからで、それ故、借りることができる金額が少ない。

 

これでは、高額な学費が必要な大学や学部の学費はまかなえない。

 

たとえば私立大学の医学部の学費は、6年間で約3,300万円が平均額なんだという。

 

医師免許取得後に9年間の僻地医療が条件で、学費が全額免除される自治医大でも、条件を拒否した場合は約2,200万円が必要になる。

 

つまり私学の医歯薬系に進学するなら、毎年400万円から500万円くらいの学費を用意しないといけないわけだ。

 

こんな高額な学費を毎年支払える家庭なんて、そうそうないはずだから、子供が医者にしようという場合は、国公立大学の医歯薬学部に合格させるか、条件付で学費が免除される自治医大・産業医科大・防衛医大に行かせるしか無い。

 

私立の医科大や医学部に進学させるなら、1,500万円程度をあらかじめ用意した上、残りを教育ローンで借りると言うことになるが、そうなると、普通の無担保ローンでは間に合わないかも。

 

そういう意味では、有担保の教育ローンである、三井住友銀行の教育ローンは有り難いかも。

 


三井住友銀行の教育ローン(有担保型)の概要

三井住友銀行の教育ローンには、有担保型の教育ローンがある。

 

有担保型の教育ローンとは、資産価値のある不動産などを担保に、3,000万円まで貸し出してくれるローンだ。

 

一般の教育ローンは無担保ローンで、言ってみればクレジットカードや、消費者金融の延長線上にある。

 

ところが三井住友銀行の教育ローンは、不動産などの資産を担保に、低利で長期間貸してもらえるわけだ。

 

抵当権が設定されていない不動産があり、子供が私学の医歯薬系に進学するなら、こういう有担保型の教育ローンは、有り難いかも。

 

一般の教育ローンは、返済期限が10年から15年程度だが、有担保ローンは返済期限も30年までと長期だし、子供にローンを引き継ぐこともできるようだ。

 

三井住友銀行の教育ローンの概要

利用資格入学予定または在学中の子供がいること/満80歳の誕生日までに完済できる/団体信用生命保険に加入できること/SMBC信用保証株式会社の保証を受けられること
借入金額50万円~3,000万円(10万円きざみ)
借入期間1年~30年(1ヵ月きざみ)
借入利率変動金利型/毎月金利見直し
分割融資分割融資期間は7年以内/分割融資回数は14回以下/分割融資期間中の元金返済は据置、利息のみ支払い
本人所有の不動産に、銀行指定の保証会社を抵当権者とする抵当権を設定
保証人は原則として不要
三井住友銀行 ホームページより抜粋(2014/04現在)

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